「べらぼう」に思う、伊達衿はどこまで伊達なのか?
こんにちは〜。
暑い日が続いていますが、
まだ梅雨は明けていなかったですよね。
集中豪雨とか、熱中症とか、
極端な天気ばかりです。
ところで、大河ドラマ見てますか?
itomakiは見てます。
今まで気がつかなかったのだけど、
衣装の伊達衿が気になったので、
ちょっと書いてみようと思います。
伊達衿とは、この写真でいうと
水色の部分の
着物の衿に重ねて、
ちょこっと見せてオシャレをしています。
ということでべらぼうでも
(以下、写真はテレビのモニタ)
こんな風に伊達衿をつけています。
本来は、
着物を重ねて着ているように見せるために
長細い生地を衿に重ねて、
着物に縫い付けたり、ピンで留めたりしています。
・・・って、本来は、って、
何を以ってして「本来は」なのか、
itomakiが知ってほしいのソコです。
本当に着物を重ねて着たら、
衿はこうなります。
伊達衿は、帯の方にまで
出ている部分が伸びますが、
本当に上に重ねて着れていば
そうななりませんよね。
十二単も
(上の写真は
一般財団法人 民族衣裳文化普及協会のHPより)
ちゃんと着れば、
全ての衿がVの字になるはず・・・。
大名の偉い人も
ね?
ちゃんと重ね着しています。
でも、庶民は、
そもそもですが、
重ね着をしていた理由は、
「たくさん着ていることが、
豊かさの象徴だから」
と、
「寒いから」
と思うのです。
べらぼうのこの回は第23回で、
雪のシーンから始まるから、
寒い季節なのは確実だけど、
寒いけど着ているフリをするなんてことが
あったのか?ちょっと気になります。
結婚式の、「3枚重ねの引き振袖」のように
ピッタリ3枚重ねて着れば、
このような衿になるのかもしれないけど、
ちょっと考えにくいですよね。
昔書いたブログ貼っときます。
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この時の花魁は、
赤い衿の襦袢と、
山吹色の着物と
その上に柄の黄色い着物
(もしかして伊達衿付き?)と
羽織を着ているので、
相当に豊かの象徴ですよね?
さすが花魁の衣装。
着ているフリまたは、
ファッション性重視の伊達衿
と
本当に着ている衿
この違いに
みんなは気が付きましたか?
ということで、
この、伊達衿を
夏の着物や浴衣につけるのは、
itomaki的には賛成できないんです。
まぁ、自論ですけどね。自論。
またね。
この記事へのコメント
重ねる事が豊かさの象徴で、重ねている様に見せるから「伊達」がついている、分かりやすい説明だ(^-^)
べらぼう、面白い^^
伊達衿の「見せかけ」と本当の重ね着の違い、写真で比較されるとなるほどよく分かります。
特に帯まで伸びる部分の違いは目からウロコでした。夏の浴衣に伊達衿への疑問も納得です。
こういう専門的な視点でドラマを見ると新たな発見がありそう。次回の着物考察も楽しみにしています!
>よかった〜。わかりやすく説明できてよかったなり。
>べらぼう、面白いですよね。あと半分になって、この後の展開が楽しみです。
>ありがとうございます。個人のラインの方に、この関連の質問が来たので、着物の衿についてもう一度書きますので、またコメントお願いします。