キズも顔の一部

こんばんわー。

今週もいろんなところで
秋のイベントが催されています。

itomakiは土曜日は、

マルシェなるものに
出店してみました。

お世話になっている方の企画で
「なでしこマルシェ」というモノ。

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隣町の喫茶店兼お土産屋さんのお店の
駐車場で開かれました。

このマルシャのために(?)
リサイクル着物のコーデを組んでみましたが、

全く、誰ーも見ることなく終わりました。
がっかりだけど、

コーデを組んでいるうちに
売りたくなくなってしまったので、

ちょっとホッとしている気持ちです。
賑やかし的には成功でしたが、

着物好きな集まりではないので、
多分売れないだろうとは思っていたけど、

立ち寄る人もいないというのは
寂しい限りでした。

まぁ、ニコイチキモノの
チラシは数人に渡せたし、

小物の方は、
少し売れたから、よかった・・。

先週の残りの小物と

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このマルシェのために作ったシュシュ。

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全て正絹ですよ。
美しーわー。

ステージが近くて
歌とか演奏とか聞けたから、

とっても楽しかったので、
疲れたけど、良しとしようと思います。


日曜は、母の付き合いで
水戸市技能祭へ。

これも毎年だけど、
とにかく、けんちんとか、餅とか

モツ煮とか、JAの野菜とかのために
開始前から行こうとする気合いの入れよう。

母が、和裁士会に挨拶している間に
itomakiは、

石材施工技能士会の「勾玉」作り。

予約していないのに、
母の顔で無理やり入れてもらうという、

お嬢様待遇のitomakiであります。

先週の歴史館イベントでは、
隣のテントだったので、

少し仲良しになっていると
思い込んでいる節もありますが(笑)

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下絵のように
ノコギリ(?)で切り、

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大きいヤスリで形を整えます。
(ちょっとやってもらっている↓笑)

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粗いヤスリでさらに削り、

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次の粗さの紙ヤスリを棒に巻いて
さらに削るのだけど、

itomakiは面倒になってしまったので、
粗い方のものを棒に巻いて

削り続けていたんです。

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そして、次のサイズの紙紙ヤスリで
整えようと思ったら、

なんと!

2枚目のヤスリを使っていないので、
石にキズが深く入ってしまって、

なかなかキズ消えないで苦戦していたら

「なんかおかしい」と言いながら
会長が寄ってきて

少し手伝ってくれたのだけど、
itomakiが使っていたヤスリをチェックし、

真ん中のサイズのヤスリを
使わなかったことがバレてしまいました。

なんかおかしいと思った、と連呼して

はじめの切り出しが甘いから
こういうことになる、

と、2枚目のヤスリを使わな買った理由を
ただの手抜きとは言いませんでした。

やっぱり技術者なんだなって
思いながら

細かいヤスリで削っていたら、
他の体験者が終わって帰ってしまい、

最後になってしまったら、
次の時間の体験の人来るから

追加料金だよって、笑ったけど、

納得できるまで根気強くやることだけが
仕事ではないのだろうから、

優しくて、厳しいなって思いました。

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だんだん小さくなっていくけど、
itomakiが根付けにすると宣言していたから、

あまり大きいとヤボで、
小さい方がイキだと言ってくれたり、

石に人生を重ねるような悟りや
作業の手抜きを見抜く鋭い感覚が伝わって

会長のことを
ちょっと好きになってしまいそうな

そんな体験になりました。

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フェルトみたいなものや

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麻みたいな布でツヤを出し、

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こんな感じに仕上がりました。

キズは消えなかったけど、
キズも顔の一部なんだってさ。

そうかもしれない。

来年は自分でデザインしたものを
切り出す約束をしました。

12月は根付けはこれで決まり!

またね。

この記事へのコメント

2024年11月18日 03:48
素敵なマルシェですね。
2024年11月18日 06:26
やすりがけを舐めたらあかんよ(笑)
2024年12月08日 15:00
HOTCOOLさん、ありがとうございます。初出店でした。
2024年12月08日 15:01
pnさん、100円でもいろんな道具があるって教えてもらって、安くても専用道具によるところは大きいなって思いました。